石油メジャーの一角。
2012年10月31日水曜日
10月末の資産状況
日に日に秋が深まり、徐々に肌寒くなってきました。早くも年の瀬が迫ってきています。
景気は良くもなるわけでなく、かといって悪くなっているわけでもなく、宙ぶらりんの状況が続いています。来月にはアメリカの大統領選挙が控えており、嵐の前の静けさといったところでしょうか。
今月は、利が乗っていたJX Holdingsを売却し、以下の8銘柄で配当金を再投資しました(Kimberly Clark、Hewlett-Packard、International Flavors & Fragrances、H.J. Heinz、China Mobile、Philip Morris International、Companhia de Bebidas das Americas、Altria Group)。今月は新規投資を行いませんでしたが、引き続き株式への投資を続ける方針です。
私は、中長期的に為替相場は円安ドル高の方向に動いていくと予想しているのですが、今月これ以上の円高となる可能性が低くなったと判断し、先行き1年程度の投資資金に当たるドルの為替予約を行いました。このため、外貨資産比率は約8割程度にまで上昇しました。
【純資産の先月末比】
・円ベース +7.8%増
・ドルベース+5.5%増
※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの
・円ベース +7.8%増
・ドルベース+5.5%増
※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの
2012年10月28日日曜日
France Telecom 2012年3Q決算
引き続き利益は出ていますが、メインセグメントであるフランスが振るわないことや、先行きの配当ガイダンスを嫌気して株価が下落しています。
この流れが変わるためには、アフリカが補い始めることが必要ですが、売上全体に占めるシェアが低いためなかなか厳しいかもしれません。
2012年10月19日金曜日
価格発見機能が低下している日本株
日本株は、相変わらず外部要因に踊らされています。一部の参加者の思惑によって、価格が動いています。自主性というものが感じられません。一部の参加者の気持ちを読み取れれば、鞘を取ることは難しくはないのでしょうが、普通の人がみればこんな物は買う気がしないでしょう。
さて、手元には安値で仕込んだドルキャッシュが控えています。すべきことは変わりません。安値の株式を買い続け、身分不相応に高値が付けられた株式を売ることです。
2012年10月15日月曜日
日経平均とS&P500の共通点と相違点
暇なのでS&P500の“全銘柄”をvaluelineを使って眺めるという、変態的な作業をしています。スペルでいうとまだA〜Fまでしか終わっていないのですが、日経平均とS&P500をみていていくつか感じたことがありました。
まず共通点を挙げると、明らかに長期投資に適さない銘柄が含まれているということです。S&P500の場合、ITセクターや金融セクターにこうした銘柄が多いように感じます。私はどうしても、こうした銘柄が含まれるインデックス投資に対して気が引けてしまいます。しかしながら、よく指摘されるように個別投資は、急成長を遂げる企業を逃すことが多くなるので一長一短です。
相違点はかなり多いのですが、まず、①インフラ•エネルギー•医療銘柄の企業が日経平均に比べ多いですね。これはお国柄でしょう。そして、②業績を伸ばしている製造業が多いです。これは円高と国内空洞化に苦しむ日本と好対照です。そして最後が一番大事なのですが、③年率10%以上の増配を続ける企業が本当に多いです。もはやここまでくると、アメリカは日本と違ってインフレだから、という理由は通じないと思いました。
まだ全体の4分の1も終わっていませんが、S&P500を知ることは良い勉強になりそうなので、最後まで続けようと思います。
2012年10月6日土曜日
分散投資に救われる
業績悪化を嫌気して、ヒューレッドパッカードの株価下落が止まらない。IT株 なのでリスクは高いと思っていたが、ここまで下がるとは思わなかった。しかも、配当金再投資の完了後に暴落するというタイミングの悪さ。
しかし倒産する可能性は殆どないので、売るつもりはない。むしろ分散していることにより、ポートフォリオ全体への影響が殆どないことに感心している。
ヒューレッドパッカードへの投資ウェイトは約1.4%で、現在のパフォーパンスが約4割の下落であるので、ポートフォリオに対する影響度は約0.6%となる。影響がないとはいえないが、この程度で済むのは、分散投資の賜物だろう。
逆にいうと、成績が良いからといって追加投資を繰り返し、固有の銘柄に依存するのは危険ともいえる。世の中なにが起こるなんて分からないのだから。
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