2013年2月14日木曜日

ポートフォリオ 〜アサヒGH〜

スーパードライで有名な飲料の製造・販売企業。

2013年2月10日日曜日

閣僚の株価目標で思うこと…

安倍内閣が本格的に始動し、円安政策が明確となり、日銀もインフレターゲットを始めました。閣僚は為替水準について憚りもなく言及し、ついには、今年中に日経平均は13,000円が目標、と言う者まで現れました。

はっきり言いますと、日経平均が円ベースでいくらになろうが、私は興味がありませんし、本質的にあまり意味がないことだと思います。13,000円だって別に難しいことではない。円安になれば、株や実物資産の(表面)価格が上がり、現金の価値が下がるのですから。我々が有する実質的な購買力が上昇しなければ意味がないのです。本質的な経済成長とはそういうものだと思っています。

結局、我々ができるささやかな対策は、円をショートするとともに実物資産に資金を移すことなのでしょう。実際そうしてきましたし、基本的なスタンスは変わりません。昨年からかなりの円安となりましたが、まだ遅くはないかもしれない。状況をみながら為替ヘッジを続ける必要がありそうです。

資産を守ることができても、嬉しいわけではありません。大きな流れをみれば我々は貧しくなっている。しかし、政治家は原発事故の際に国民を騙したように、インフレになっても賃金が上がって消費が増えれば…とか希望を持たせることばかりしか言わない。こうした光景をみているのは、あまり気持ちのいいものではないですね。

貧しくなって、がむしゃらに頑張り、なんとか希望が生まれる。歴史が教えるところでは、これが最も可能性が高いシナリオでしょう。

2013年2月9日土曜日

ポートフォリオ ~McGraw-Hill~

S&PやPlattsなどの金融事業、出版等の教育事業を展開。

2013年2月2日土曜日

ポートフォリオ ~Mattel~

バービー人形等の玩具を製造・販売。

2013年1月末の資産状況

今月から2013年がスタートです。1月を振り返ります。

今月は、昨年末から続いている円安・株高が継続しました。実際、世界的な景気回復が実体として進んできた感があり、債券利回りもジリジリ上昇しています。私を含めて、株ロングを実行してきた方々からすると、とうとう「稲妻」が瞬いた、ということになるでしょう。これまで株ショート・円ロングの逆風を耐えてきたリターンを手にしています。

しかし、株式市場に身を置く者にとってみれば、世間が楽観的になるにつれて警戒感を高めていかなければなりません。常にバリュエーションを意識することが必要です。今年中は株は買い、という考えは変わっておらず、私個人は持ち株をほとんど売却していませんが、割高と判断される銘柄については売却を実行することになるでしょう。

続々と決算も発表されていますが、チェックしている中でひどい決算はダウケミカルぐらいで、総じて堅調だと思っています。

個別株の動きをみると、年初に購入したJTや大塚ホールディングスが好調でした。海外株では、決算を嫌気しコーチやダウケミカルが大きく下落しました。今月の投資行動は以下のとおりですが、比較的積極的に買い増ししています。

【新規投資】
3M、Abbott Laboratories、Wells Fargo、Mondelez International、UnitedHealth、Union Pacific 、Colgate-Palmolive、Unilever、バロー、JT、大塚HD、セブン銀行

【配当金再投資】
Canadian National Railway、PepsiCo、Hewlett-Packard、Automatic Data Processing、Kimberly Clark、Altria Group、Philip Morris International、Kraft Foods、Companhia de Bebidas das America

【売却】
NTTドコモ、ゼビオ


純資産残高をみると、リスク資産の評価額が急上昇しているため、引き続き大きく増加しています。今年の目標である、「貯蓄率55~60%を目指す」という目標に対してみると非常に良好なスタートを切ることができました。

 【貯蓄率】
・270%
※貯蓄率は、手取り収入に対する純資産の増加率と定義

【純資産の先月末比】
・円ベース +20.2%増
・ドルベース+13.6%増
 ※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの