米国株は新たな時代へ
1990年代に割高となった株価が30年かけて修正され、ようやくレンジを突き破ることになりました。円安も加わって資産は大幅増となりました。いつかはくると判ってはいましたが、思ったよりは早かったという感想です。いったんレンジを抜けてしまうと連日の高値となりました。ダウは18000ドルまでいくとか、いきなり強気の見通しが出てくるところをみると、Mr.マーケットがいかに時代の空気に支配されてしまうものだということが分かります。
繰り返される歴史
しかしながら、変わらないこともあります。それは景気循環であり、楽観と悲観の繰り返しです。連日の高値をみて、焦って高値買いはいけません。そんなことは資産運用が職業である機関投資家に任せておけばよいのです。個人投資家は、何度も繰り返されてきた狂想曲をしばらく楽しみ、よい収益機会と捉えればよいのです。大局的な視点で
現時点では、長くて数年間、強気相場が続くかもしれないと思っています。1〜2年ならともかく、5年もの間キャッシュ比率を高めに維持するのは精神的に苦痛です。だからこそ、この1年間はフルインベストを実践してきました。おかけで今後2年間、抑制的にしか投資をしないとしても、キャッシュ比率は5割程度に抑えられるはずです。また、外貨資産比率は100%弱(昨年末から今年初旬に構築したドルロングポジションを維持)となっていますが、円預金の増加に伴い、こちらも2年後にはニュートラルになるはずです。
来年は、抑制的に投資をおこないながら、次の景気後退について想いを馳せる年になりそうです。今年も残りわずかですが、引き続きよろしくお願いします!
【新規投資】…0銘柄来年は、抑制的に投資をおこないながら、次の景気後退について想いを馳せる年になりそうです。今年も残りわずかですが、引き続きよろしくお願いします!
【配当金再投資】…7銘柄
General Mills、AT&T、Bristol-Myers Squibb、The Procter & Gamble、Abbott Laboratories、Colgate-Palmolive、Hormel Foods
【売却】…0銘柄
【貯蓄率】
・177%(55〜60%が目標)
※貯蓄率は、手取り収入に対する純資産の増加率と定義
【純資産の先月末比】
・円ベース +12.9%増
・ドルベース+8.9%増
※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの