2014年6月1日日曜日

2014年5月末の資産状況

景気循環はピークに向かいつつある

アメリカのGDPマイナス成長に伴う、長期金利の低下傾向などにより為替レートが円高傾向となっているため、日経平均株価は殆ど動いていません。むしろ、その割には踏みとどまっている感があり(セルインメイを信用したわけではないですが・・)、多くの人が買いを意識していると感じられます。私自身は、現在の株価水準にあと30年ぐらい留まっていただくか、暴落して欲しいところなのですが、低インフレ(除く日本)・低金利が強力に株価をサポートしています。


今月の売買

今月は、ファイザーからの買収提案を受けて暴騰していたアストラゼネカ(AZN)を一部売却しました。また、買い増しはバークシャー・ハサウェイ(BRK.B)とペプシコ(PEP)で実行しています。今月15%の増配を発表したペプシコですが、飲料はもちろんのこと、スナックやシリアルなどの保有ブランドの際立った収益率に魅力を感じています。今後も、強力なブランド群からの収益が株主価値を高めてくれると期待しています。


2014年上半期を振り返って

はやくも2014年の上半期が終了し、下半期がスタートです。簡単にこの6ヶ月を振り返りたいと思います。

貯蓄率(手取り収入に対する純資産の増加率)は、95%となり目標の57〜62%を上回りました。このため、純資産も極めて順調に増加しました。この背景としては、日々の支出管理は当然として、外国株ポートフォリオが強敵S&P500並みのパフォーマンスを示し、日本株ポートフォリオも持ち堪えていることが挙げられます。

もうひとつの目標である、総資産に占めるキャッシュ比率については、現時点で18%となっており、年末時点の目標である25%対比で低水準となっています。これは、割安と思われる日本株をいくつか購入しているためです。割高にならない限りは無理に売却しないつもりですが、出来るだけキャッシュ比率を高めるように、購入判断をより厳しくする必要がありそうです。ポートフォリオに過度に割高となるものがあれば、躊躇なく売却することも必要でしょう。

短期的な動向に左右される事なく、長期的な視野に立ち、株式投資を続ける方針です。引き続きぞうぞよろしくお願いします!

【貯蓄率(57〜62%が目標)】
 +95%(2014年5月実績)
 +95%(2014年上半期実績)

※貯蓄率は、手取り収入に対する純資産の増加率と定義

【純資産の先月末比】
・円ベース +6.4%(2014年5月実績)
      +19.7%(2014年上半期実績)

・ドルベース+7.1%(2014年5月実績)
      +22.7%(2014年上半期実績)

 ※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの