2013年7月21日日曜日

資産形成と配当成長

          

資産形成に関する本は手当たり次第読んでいるのですが、最近読んだもので良かったのは以下の3冊です。本自体はかなり古いですが、蓄財の原則は大昔から変わりませんので、新しければ良いというものではないです。

  • 自動的に大金持ちになる方法-オートマチック・ミリオネア-
  • 「長期」「分散」「最適」で考える世界一シンプルな投資法
  • 私の財産告白
これらの本で主張されている原則は、主に以下の3点に集約されます。
  1. 無駄な支出を減らし、収入の一定額を必ず貯蓄する(20%以上が望ましい)
  2. 金利コストの高い負債は早期に返済する(金利コストが低いならこの限りではない)
  3. 一定の生活防衛資金は残し、余裕資金で優良株を中心に長期投資をおこなう(取引コストは出来るだけ払わない)
これを20歳代、30歳代から続けるだけで、相当の資産形成が可能です。収入に対する貯蓄の割合は、徐々に引き上げていけばよいですが、一般的に20%以上を貯蓄し続けることができれば定年まで働く必要はなくなるでしょう。これだけなのですが、これがいかに難しいかは「自動的に大金持ちになる方法」が詳しく、このサイクルをいかに自動化させるかが大事であるかを説いています。

私の場合、収入の50%以上が貯蓄に回っているので、1年過ごすことに少なくとも配当利回り分の生活コストが減少することになります。資産形成のポイントは、収入が増えても貯蓄率を引き下げないということです(過去の関連記事はこちら)。受け取り配当の増加で生活が楽になったからといって、支出を増やしては継続的な資産形成をすることはできません。

徐々に受け取り配当金が増加し、生活コストに対する割合が上昇するのは快感です。まさに金融資本が、人的資本の代わりに働いてくれることを実感することができます。人類史上で有数の富豪であったロックフェラーも配当金を受けることが至福の喜びであったと述べています。

引き続き増配を続けてきた優良企業への株式投資を続け、長期的な資産形成に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

2013年7月13日土曜日

ポートフォリオ 〜森永乳業〜

乳製品の製造・販売。