2012年11月28日水曜日

セブン銀行を買い増し、関西電力を売却

値上げ申請による収益改善期待から、関西電力の株価が上昇しました。実際値上げを実施し、さらに原発が再稼動されれば、更なる株価の上昇が期待できるでしょう。

しかし、これまで同様の体制が続くとは限りません。発送電分離が行われるリスクもあります。今回はこのタイミングでの売却が適当と考え、利益を確定しました。

一方で、調整が続いていたセブン銀行を買い増しました。当社は、ATMや提携金融機関の数を国内で増やし続けています。ATMを利便性の高い場所に設置しており、ATMの性能も追随を許しません。

既に、金融機関はセブン銀行と提携せざる得ない状況に置かれつつあります。消費者は、セブン銀行のATMを使って現金を引き出せなければ不便を感じ、他の金融機関に乗り換える動機となるでしょう。

しかも、セブン銀行と同等の競争力をもって、競合が参入することは既に非常に難しいと思われます。これは、世界一の店舗数を有するセブンイレブンというインフラの優位性が背景にあります。当社は、先行者利益をフルに享受できる状況にまで他社を引き離してしまいました。今後、設備投資余力のない銀行を中心に、セブン銀行にATM業務を委託する可能性もあります。さらには、世界的に展開するセブンイレブンチェーンにATMを導入することも容易に想像できるでしょう。

このようにセブン銀行は、規模の利益を発揮しながら、経済的な”堀”を広げている稀有な企業といえます。利益水準も継続的に上昇しており、強気の投資スタンスをとるべきであるという判断に至りました。


2012年11月17日土曜日

銘柄が増えてきたので

チャート集を独立させました。

チャート集(海外株、6ヶ月)

チャート集(海外株、長期)