2013年11月3日日曜日

2013年10月末の資産状況

米国デフォルトとMr.マーケット

結局、米国の財政問題を巡るマスコミの馬鹿騒ぎに対し、Mr.マーケットは踊らされませんでした。それどころか、S&P500は最高値を更新し続けました(驚きはありませんが、暴落を少し期待していた)。市場参加者が、ベアスタンスからブルスタンスへ移行していることは明らかです。株式が割安に放置されていることを、Mr.マーケットやトレンドフォロワーが理解し始めたということだと思います。

今月の投資行動

今月は、決算を受けて暴落したIBMに新規投資を実行したほか、バークシャーハサウェイを買い増しました。そのほか、ウェイトが低下している企業の株式も買い増ししました。バークシャーついては、ウェイトが1割程度にまで上昇しました(ポートフォリオ内で最大)。価格はフェアバリュー付近と思われ割安感はありませんが、当企業の経営方針・実態を理解すればするほど、保有しないことのリスクが大きいと考えるようになっています。株主をパートナーとみなし、資本を無駄にしない姿勢が貫かれています。

鬼が笑うかもしれないが・・・

少し早いですが、今年の株式投資(配当金再投資を除く)はおそらく最後となります。今年は、概ね年初に考えていた通りのスタンスで過ごすことができています。現在のキャッシュ比率は2割弱であり、それ以外の資産はすべて個別株式に投下されています。フィナンシャルプランナーの意見を完全に無視した、リスク許容度全開の資産運用を続けています。ブルマーケットでは、ロングオンリーを貫くこともなかなか大変ですから、私の胃袋が強靭でよかったと思います(これからの下げ相場で真価が問われる)。来年も株式の買い増しを続けるつもりではありますが、一部銘柄の選別をおこない、全体ではキャッシュを積み上げるつもりです。

なお、シェール革命などから、数年単位でみると原油価格は下落する可能性が高いと思っています。このため、最近オイルメジャーへの投資を控えています。しかし、弱気派の意見が価格に十分に織り込まれてからは、株式を買い増す好機が訪れるかもしれないと勝手に思っています(素人の妄想です)。

短期的な動向に左右される事なく、長期的な視野に立ち、株式投資を続ける方針です。引き続きぞうぞよろしくお願いします!

【新規投資】…6銘柄
Berkshire Hathaway、The Procter & Gamble、International Business Machines、Abbott Laboratories、UnitedHealth Group、Union Pacific

【配当金再投資】…13銘柄
Canadian National Railway、The Coca-Cola Company、Automatic Data Processing、Union Pacific、Kimberly Clark、GlaxoSmithKline、Companhia de Bebidas das Americas、International Flavors & Fragrances、 Altria Group、China Mobile、Philip Morris International、Mondelez International、Kraft Foods

【売却】…0銘柄

 【貯蓄率】
・167%(55〜60%が目標)
※貯蓄率は、手取り収入に対する純資産の増加率と定義

【純資産の先月末比】
・円ベース +6.0%増
・ドルベース+5.4%増
 ※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの