2012年5月20日日曜日

株主の責任

インデックスに組み込まれた悲惨な日本株たちをみながら、株主がすべきことを考えてみよう。

まずは日経平均から。円高を考慮しても、低迷しているといわざる得ないですね。




そして電機メーカーのブルーチップと思われてきた企業たち。改めてみてもひどい。もはや円高とか関係ないレベル。爆発的に普及する薄型テレビが収益の柱!!と皆で勘違いし、技術革新の罠にはまり、世界中に安い薄型テレビを供給してくれた。





次に素材メーカーたち。。




石油精製でもこれか。。。



こうした企業ばかりでないことは皆さんご存知でしょう。ちゃんと黒字を計上し、配当をちゃんと出す、そうした企業も存在します。不透明な資本政策や買収をせず、株主のカネを大事に使う企業はちゃんと存在するのです。それを選別し、効率的な経済活動を促すことが株主に課された責任であり、株主自身の利益につながると思うのです。インデックスを買うということは、こうした上記企業も買っているということを肝に銘じる必要があります。