2012年4月29日日曜日

2012年4月末の資産状況

キャッシュ比率が高めだったので、今月は積極的に株式を買いました。世界経済のエンジンたる米国は着実に回復しているようにみえます。今後も着実にブルーチップを中心に投資を続けたいと思います。

もっとも、今月は2つのネガティブサプライズが。。。

まずは、YPFです。アルゼンチン政府がとうとう国有化の法案を議会に提出しました。これに伴い、株価は暴落。親会社レプソル社があるスペインをはじめ、国際社会がアルゼンチン政府を非難しています。私は、資源埋蔵量を含めたアルゼンチンのポテンシャルを買っていますので、暴落後に買い増しました。

次はWalMartです。 メキシコ政府への賄賂疑惑が報道され、株価も大きく下げました。こちらについては、徐々に買い戻しが入っているようです。

今月は、以上のネガティブサプライズがあったものの、マクロ経済およびその他企業の決算が堅調であったことから、総資産は微増となりました。

5月は、楽天証券に中国・インド投信が眠っていることから、これを換金してグローバル企業への投資に振り向けたいと思っています。グローバル企業にくらべて、こうした新興国企業や日本企業の大部分はガバナンスに問題があるので、投資信託やインデックス投資を拡大する予定はありません。僅かかもしれませんが、信託手数料などのコストも問題です。

【総資産の先月末比】
・円ベース +3.1%増
・ドルベース+6.4%増
※総資産はローンをネットアウトしたベース