2014年3月2日日曜日

2014年2月末の資産状況

銘柄の取捨選択とS&P500

フルインベストすべき時期は終わりを迎えつつあると考え、自分が投資している銘柄の取捨選択と今後の売買についての検討を続けています。投資を実行しても、その後の分析、投資に対する考え方の変化、(企業の実力に照らして)明らかにオーバーバリューされている場合などには売却することも必要であると思います。

最近、ウォーレン・バフェットは手記の中で、S&P500に連動した低コストなインデックスファンドへの投資を勧めていました(株主への手紙も公表されましたので、今日はじっくり読みたいと思っています)。

S&P500に連動したインデックス・ファンド(ETF)は現時点で、世界でもっとも低コストであると思われるとともに、構成企業をみても長期的な収益性、株主還元姿勢が抜きん出ています。このため、投資対象となり得る企業がゴロゴロ見つかるという状況で、構成企業は非常に強力です。このためかS&P500に勝ち続けることは困難といわれており、私自身のパフォーマンスも劣後しています。私自身は、将来ベアマーケットが来た際に、自分が理解できる事業でないと精神的に辛くなるという気持ちが強いので、現時点ではS&P500へのインデックス投資をしていませんが、値下がりしても売らずに、買い増しできる自信があるのであれば優れた投資方法であると思います。

今月の売買

Orange(旧フランステレコム)を売却しました。購入当時は配当利回りが10%を超えていたと記憶しており、表面的には割安感がありました。しかし、その後は国内の競争環境が激化するとともに減配が行なわれました。アフリカなど新興国にいち早く進出しているものの、長期的な収益力に自信が持てないため、売却を決断しました。目先の利回りに惑わされて失敗した典型例だと思います。

【貯蓄率】
・+157%(57〜62%が目標)
※貯蓄率は、手取り収入に対する純資産の増加率と定義

【純資産の先月末比】
・円ベース +4.8%
・ドルベース+5.2%
 ※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの