2012年12月1日土曜日

11月末の資産状況

早くも12月です。寒いです。一年を振り返り、来年の目標を考える時期になりました。

11月上旬にオバマ大統領の再選が決まった後、株価は大きく調整しました。その後、野田政権の解散が決まり、有力候補とみられている安部自民党総裁による金融緩和発言から、円安が進みました。その後は、何故かよく分かりませんが、株価は上昇しました。自民党政権に期待、とか適当なことをいうメディアもいますが、そんなはずはないでしょう。もしかすると徐々に景気の底打ちが近づいているのかもしれません。

今回の選挙戦についての雑感を述べさせてもらうと、改めて人気取りの政策やマニフェストのオンパレードで、政治には失望しています。構造改革が必要であるはずなのに、明らかに危機感が足りません。金融政策で構造問題が解決できるはずはないでしょう。金融政策に頼るということは、手詰まりになっていることを自らアピールしているようなものです。金融政策で出来ることは、インフレにして、自ら(政府)の借金を目減りさせることぐらいでしょう。また、卒原発とかいっている人は、円安がさらに進んだ場合の現実的なシナリオを描けているのでしょうか?疑問はつきません。

さてさて、今月は、久しぶりかつ積極的に米国株を買いました。Kraft Foods、Lockheed Martin、Chevron、Norfolk Southern、Hormel Foods、Walgreen、Coach、Automatic Data Processing、Canadian National Railway、以上9銘柄に対して新規投資をおこないました。先月、S&P500採用銘柄をすべて確認し、長期投資に耐え得ると判断した銘柄を中心に買っています。また、Bristol Myers Squibb、General Mills、AT&T、The Procter & Gambleで配当金を再投資しています。

日本株では、利益が乗った関西電力を売却し、セブン銀行を買い増ししました。

資産状況をみると、リスク資産の評価額が上昇したことにより、純資産は大きく増加しました。既に今年の目標は達成していますが、今後も節約に励み、貯蓄率を高めることを意識していきたいと思っています。

 【純資産の先月末比】
・円ベース +26.4%増
・ドルベース+22.0%増
 ※純資産は、総資産から負債をネットアウトしたもの